ひとり旅をしたくなる理由 その1

女性向けの情報誌の”Hanako”で「沖縄 ひとり旅だから、できること」という特集が組まれていました。女性向けなので少しだけ躊躇しましたが、沖縄ひとり旅好きのボクとしては買わない訳にはいきません。そこに掲載されているのは、綺麗に切り取られた風景、シンプルにのんびりとした旅の楽しみ方。やはり情報誌の老舗、プロの仕事ですよね。

一人旅をしたくなる20代30代 を考察

それぞれの世代に、育ってきた社会環境が関係していて、それぞれひとり旅に対する捉え方が違うように思います。20代から30代ぐらいの世代なら、ネットが急激に進歩し、人格形成する年齢の時には当たり前にコミュニケーション手段として存在していたでしょう。リアルのコミュニケーションがあたり前だった世代には未知のコミュニケーション手段がこの世代にはあるのではないでしょうか。それはそれで時代の変化なので、悪いことではなく、いつの時代だってその時代にあった手段があるわけです。そして新たな手段があれば、新たな悩みと言うのも出てくる訳で、例えばSNS疲れというのもそういったものになるのでしょう。

「リアルでの繋がりもあって、SNSでも四六時中繋がっていなければならない。そうでなければ、リアルの関係性が悪くなってしまう。」SNSに疲弊している様子を聞くとそう言った脅威を感じてやっているように思えます。SNSに限らずですが、自分を見て欲しい、反応して欲しい。繋がっていたい、繋がっているためには知らんぷりはして欲しくない。

「承認欲求」の顕在化

SNSを使うことによって、何かもともと控えめだった「承認欲求」を「いいね」やコメントによって得られることができるようになって、強く主張するようになってきたように思います。「承認欲求」はもともと持っている、本能みたいなものでしょうから、それが悪い訳ではありません。

ただやっぱり、そこに疲れてしまうのでしょう。「自分本位で旅の計画が立てられる」このようなフレーズが”Hanako”にありました。

勝手な思い込みですが、20代30代の世代は「どこ行きたいか?どこでもいいよ」「旅行の計画?めんどくさいから誰かお願い」そんな感じの方が多数で、いろいろ手配する正直者が損した気分になるのでは。と思っていました。

SNSでのゆるい繋がり

「自分本位で旅の計画」は立てるのですが、一人でムフフと楽しんだあとは、やはり誰かに教えてあげたくなるでしょう。そこはSNSに投稿するのでしょうが、Facebookなど、そこそこ知り合いが多くて、連絡手段にも使っている場合、またまた「いいね」の強要になりかねません。「自分は無理に「いいね」くれなくていいよ」と思っていても、前に「いいね」くれたから、お礼に「いいね」しとこうとか、お礼のお礼がお礼を呼んで・・・と結局窮屈になって行くように思います。今時はFacebookは年配者が使っていて、下の世代は離れていっていると聞きます。どんなSNSを使っていても、SNSをやっている限りは、そんなスパイラルが続くのでしょう。SNSの繋がりが強くなり過ぎていると感じていれば、少しゆるい繋がり方に変えてみてはどうでしょうか。

「自分本位」への意識変化

”Hanako”のような記事が特集となるくらいなので、誰か任せの旅ではなくて、「自分の好きなように旅行の計画を立てたい」という意識の変化があるのではないでしょうか。または、「他者と協調して考えなければならなかった」と考えていた人に、「自分本位で旅はできるのだよ」と気づかせてあげているのかもしれません。

SNSは使う側が使い方、楽しみ方を考え出して変化しています。本来の使い方というのがあるのか無いのかわかりませんが、ひとり旅のツールとしては外せないでしょう。自分が目にした絶景や感動した瞬間を投稿して、忖度無い「いいね」を交換できるような、そんな「自分本位」のSNSの使い方ができるといいですね。

 

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シュンゴ@かんから催眠療法士

1969年2月生まれ。神奈川県出身。一般社団法人 日本臨床ヒプノセラピスト協会(JBCH)認定ヒプノセラピスト。生きるための仕事のはずなのに、生き甲斐が見つけられない。自分には何があるのか、空っぽな自分に何ができるのかを見つけるために、自分と向き合うことをしてきました。これから迎える50代をどうやって充実して過ごすか、そのための40代の過ごし方を日々模索するようになり、一つの方法として自分の内面を見つめるためのヒプノセラピーをやっています。自分を形成するモノ、軸や根っこの見つけ方などを綴って行きます。