自己暗示で酷暑は乗り切れるか

今日は、またまた猛暑がぶり返して、エアコンの効いた建物から外に出て、5分もすれば汗が噴き出してくるような気候でした。

冷えすぎもよくないけど、こう暑くてはどうしても涼しいところで、冷たいものを飲んでクールダウンしたいものですね。

「心頭滅却すれば火もまた涼し」

という故事、ことわざがありますが、どんな困難であっても、心の持ち方でしのげるという教えだそうです。詳しい意味はや出自はググって調べてくださいね。

酷暑でも涼しいと思えば気合いで乗り切れる っん? ちょっと違う?

これも、自己暗示ですよね。

「意識と無意識と暗示」で書いた被暗示性テストでもありましたが、イメージすることで、脳は実際に起きていることと勘違いさせることができるということです。

意識と無意識と暗示
今これを読んでいるのは、いつだろう?移動中だろうか?休憩中だろうか?寝る前のリラックスした時間だろうか? 意識と無意識 少し、目を瞑って、意識を集中して思い出して欲しい。朝起きてから家を出るまでの時間を。 起きてから、スマ...

イメージしたら、暗示がかかってそうなるのか? というと、全てがそうなるわけではありません。

自分がその状態になりたいと思っていなければ、暗示はかからないでしょう。

そこには、無意識=潜在意識の強い抵抗があるからです。

潜在意識の記憶力は強力だと言いました。なので、無意識に行動できてしまうのですが、逆に言えば、意識をして行動を変えようとしても、気を抜いたとたんに、無意識の行動になってしまうのです。

なので、無意識が記憶していることを、書き換えなければ、すぐに元の行動に戻ってしまいます。

では、どうやって書き換えればいいでしょう?

最近の脳科学の研究で、だんだん分かってきた、記憶のメカニズムを知れば、潜在意識にある記憶の書き換えが可能です。

ただここでは、理屈は置いておいて、簡単な自己暗示の手順を書いてみます。

その前に、上で書きましたが、「自分がその状態になりたい」と思わなければ、暗示はかからないので、まずは、なりたい自分のハードルを下げておいて、できた時にはなにかご褒美を自分にあげるようにしてみましょう。

  1. 変えたい、そうなりたいと思う事は何か
  2. そうなりたいと思った、困った行動はなにか、何が問題?
  3. その困った事をどう直したいか
  4. その問題が改善したら、どんな自分になっていたいか(複数でもOK)
  5. これができた時に、普段は選ばないけど、記念や達成のご褒美を考えてください。
  6. これを肯定的な言い方で文書にしてみる

    例:今の私の1.が、3.になったら、私は4.になります。そしてご褒美は普段は選ばない、少しランクが上の5.にします。

  7. 暗唱できるような暗示文にする

    例:私は、毎日寝る前に(起きたら)、○○をXX分間やり、それを1ヶ月続けて、△△が出来るようになる。そしてご褒美に□□を買います。

暗示文が完成したら、暗唱できるように覚えてください。

そして、決めた期間、毎日声に出して暗唱してください。

10回暗唱するといいでしょう。

なるべく具体的に、無理なく、しかし少し頑張らなければできないことで、実現可能と思えて、計測が可能なものがいいです。

すでに強い意志で、自分で自制できて、達成出来る人には役に立たないかもしれません。どちらかというと、やろうと掛け声ばかりで、なかなかやり遂げられない人に試してもらいたい方法です。

例えば、「ダイエットをしたい」と考えた時、「1ヶ月で20kg痩せる」というのは、簡単に実現できるものでしょうか? カロリーコントロールをして、ジムに週3回は通うことを続けられる人なら出来るかも知れませんが、ボクの場合は大分頑張らないと達成できません。たぶん、1週間続くかどうかです。

そこをなんとか頑張れば出来るようになるかもしれませんが、最初はもっと簡単な事の方が良いです。

ボクがこれを試したときは、「飽きっぽく続けられない習慣を変えたい」を考えました。

今の何をやってもだいたい三日坊主の私が、一行の日記を1ヶ月書いて、続ける習慣を身につけます。

気をつけるのは、肯定的な言い方にすることです。

「1ヶ月書けたら」だと「書けないかもしれないけど」と頭につきますよね。なので、「1ヶ月書いて」と言っています。

そして、こんなような「暗示文」を作ります。

私は、毎日、夜寝る前に、自分がやりたいことを一つノートに書くことを1ヶ月続けます。そして、そのご褒美に、いきなりステーキで3,000円のステーキを食べます。

どうです? そんなに難しそうなことないですよね。「自分のやりたいこと」1つですが、毎日書くとなると、意外と出てこなかったりします。一応重複なしで、やりたいこと30個書くというのは、ボクにとって少しハードル上げた目標でした。ご褒美は、最初、沖縄旅行に行くとしたのですが、お金払うのは自分なので、まぁご褒美といえばそうなのですが、またこのぐらいのハードルをクリアして、沖縄旅行は対価が合わない・・・ということで、普段なら絶対頼まない、いきなりステーキで3,000円のステーキにしています。これもちょっと奮発ぐらいです。

そして、ボクはこれを1ヶ月やって、達成しました。

やってみたら、できないことないじゃん という感じです。

それぐらいでいいんです。まずはね。

そして今、次のハードルとして、こうしてブログを書いています。この場合、終わりはないですけどね、習慣になるまで続けます。ルーチンになるように。潜在意識が抵抗して、「普段に戻って、書く必要なくない?」という記憶が「書くのが普通だから、書かないって何?」というぐらいに書き換わるようにしていきたいと思います。

もっともっと、潜在意識の抵抗が強い、直せない習慣ていうのはあります。

それはまた、催眠療法(ヒプノセラピー)を使って改善していったりしますので別の機会にでも。

ということで、自己暗示、簡単なところから試して見てはどうでしょう。

「心頭滅却すれば火もまた涼し」と、暗示によって状況は変えられますが、この酷暑は舐めちゃいけません。気合いで乗り切る前に、脱水症状になるので、体は適度に冷やして、水分をとってくださいね。

それではまた。

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シュンゴ@かんから催眠療法士

1969年2月生まれ。神奈川県出身。一般社団法人 日本臨床ヒプノセラピスト協会(JBCH)認定ヒプノセラピスト。生きるための仕事のはずなのに、生き甲斐が見つけられない。自分には何があるのか、空っぽな自分に何ができるのかを見つけるために、自分と向き合うことをしてきました。これから迎える50代をどうやって充実して過ごすか、そのための40代の過ごし方を日々模索するようになり、一つの方法として自分の内面を見つめるためのヒプノセラピーをやっています。自分を形成するモノ、軸や根っこの見つけ方などを綴って行きます。