
今これを読んでいるのは、いつだろう?移動中だろうか?休憩中だろうか?寝る前のリラックスした時間だろうか?
意識と無意識
少し、目を瞑って、意識を集中して思い出して欲しい。朝起きてから家を出るまでの時間を。
起きてから、スマホで時間を確認した? SNSにメッセージがきているか、いいね が押されているか見た? メガネを探した? 顔を洗いに洗面所に行った? シャワーを浴びにいった? 水を一杯のんだ? 朝食はなんだったろう? コーヒーは飲んだろうか?
なんとなく覚えているものもあるし、どうだったか覚えていないものもあるが、これらは、意識して行動したものだ。
一方、朝起きてから、何回呼吸したか。洗面所まで歩くのに、右足左足を交互に動かしたなど、意識しせずに動作していること、これが無意識と行って、日常では無意識の行動が実に多い。
朝の行動のように、覚えていないものもあるような「意識」に対して、「無意識」の記憶力は強力で、些細なことでも記憶している。
「無意識の行動」は、何も考えていなくても、呼吸は吸って吐くを間違えないし、足を同時に出そうとして転んだりすることはない。
無意識は記憶力がよいが、理性のある判断力は持たない。肯定も否定もない。
無意識は理性を介するすることなく、体を動かしている。
ただし、意識することで理解することはできる。
例えば、服をきているとき、肌は服の生地に触れているが、触れていることを意識することはない。触れているところを意識してみて? と言えば、布の感触がわかってくる。そうして意識は、サラサラしている とか ふわふわしている など認識や理解をするのだ。
暗示にかかるとはどう言うことか
簡単な被暗示テストがあるので紹介する。
次のことをやってみよう。
- 軽く目を閉じてください
- 両腕を前に、肘をピント伸ばしてください
- 伸ばした腕は肩より少し上にしてください
- 左右の腕は同じ位置にしてください
- 右手の手のひらを下にに向けてください
- 左手の手のひらを上に向けてください
次にイメージをしてください。
左手には、辞書のような重い本がのっています。
右手の親指には、紐が結ばれていて、紐の先にはヘリウムの入った赤い大きな風船が結ばれています。
風船は軽くどんどん上に上がっていこうとします。
右手の指に紐が結びついているので、右手がどんどん上に引っ張られます
左手には重い辞書が乗っています。重さを感じてください。
辞書がどんどん重くなってきました。左手は下に下に下がっていきます。
右手は風船に引っ張られて、上へ上へ引っ張られて行きます。
では、ここで目を開けて見てください。
両手の位置はどうですか? 腕の高さは同じでしたが、変わっていただろうか。
右手があがって、左手が下がっていれば、上手く暗示がかかっている。
腕の位置が変わらなかったとしても、暗示にかかっていないとは言えない。
暗示は、操られていることではないので、「自分の意思」で動かさないと意識していれば動かない。つまり、「動かない」という暗示がかかっていることと同じことだ。
ただし、腕の位置が重要なのではない。ここでは、イメージした時の感覚を思い出してもらいたい。
指に風船が結ばれているとイメージしたとき、結ばれている感覚、風船に引っ張られる感覚までイメージしていたのではないだろうか?
左手に辞書が乗っているとイメージしたとき、重さを感じたのではないだろうか?
実際にないこと、重さや、引っ張られる感覚をイメージすることで感じることができたと言うことだ。
このイメージすることが、自分の行動習慣を変える鍵となる。
次回は、リラクゼーションや暗示の仕方について説明します。
シュンゴ@かんから催眠療法士
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