モノよりコト体験に対価を払う

台風一過の日曜日、35年来の友人に声をかけて、Anlyというアーティストのレコ発インストアライブ(無料)に、新横浜にあるショッピングモールまで出かけてきた。

6月に代々木であった、オキナワ祭りのイベントで、ライブを見たのがキッカケで、Youtubeなどで見みたり、とても気になっていたアーティストだった。

まだまだ若い21歳のギター女子に50にもなるおじさんが、、、とも思うが、実際に代々木の会場でも今日の会場でも、同年代と思われる方がチラホラみえる。

そんな会場を見て思ったことがある。

CDが売れないと言われている音楽業界、音楽を聞かなくなったのではなく、お金の使い方が変わってきているようだ。

その業界に居ないのだから、詳しいところは知る由もないが、自分がヘビーユーザーだった20数年前までは、ミリオンセラーだの10万人ライブだの、一発当たれば大儲けの夢のある業界だったと思っている。

今回見に行ったAnlyさんも、メジャーデビュー(メジャーレコード会社からCDを発売すること?)しているし、ドラマやアニメの主題歌なども手がけている人だ。

素人が言うのもなんだが、曲もいいし、歌も上手。かと言って、すぐに大きなホールでコンサートができるかというとそうでも無さそう。CMなどのプロモーションもあまり見かけることがない。

インターネットやスマホの使い方の進化が、こういったアーティストのプロモーションをやり難くして、昔のようにミリオンヒットを出すような売り方ができなくなっているのだろう。

まず、TVの視聴の仕方が変わった。以前は、見たい番組を家族で取り合う程、娯楽のメディアはTVが中心だった。

インターネットは、自分の見たい情報を検索し、取りに行くことができる。Youtubeや動画番組の出現は、TVで番組表をみて放送時間まで待つということを無くした。

視聴率でわかるTV番組なら、刷り込みのようにCMを流せば、相当な効果があったはずだが、インターネットで個々人が好きに検索を始め、好みが細分かされ、分散すると、纏めて刷り込んでいたCMの手法が効かなくなってくるのだろう。

ユーザー側のマインドも、彼女とのドライブに、勝負選曲のカセットを作って。。。という昭和の音楽に対する思いとバブル期を経て、商業音楽は使い捨ての消費する音楽、無料で聞き流す音楽に変わってしまったように思う。手軽になって、今ではアプリで作曲できて、誰でもインターネットに公開できるのだ。よりパーソナルになったと言えるのかもしれない。

そうなると、プロとアマの境目が曖昧だ。高いクオリティの作品をYoutubeにアップするアマチュアが世界中にいるし、若い世代の技術が、ボクらの若かりしころに比べて圧倒的に高いことに驚く。

一方、プロの方と言えば、ライブへの集客に力に入れているようだ。我々世代がよく聞いたアーティスとなどは、チケット代がかなり高騰しているように思う。ただそれでもその場に行きライブを見たいと思う人たちが多く、成り立っている。

そう考えると、音楽を聞く人口が減ってきているのではなく、より身近なものになって、CDを買うという行為よりも、自分の体験のためにお金を払っている。

などと、知ったようなことを長々と書いてしまったが、一番思ったことは、

「間近でアーティストのライブ演奏を聞いて、とても楽しかった〜」

ということが言いたかっただけです。。。

 

 

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シュンゴ@かんから催眠療法士

1969年2月生まれ。神奈川県出身。一般社団法人 日本臨床ヒプノセラピスト協会(JBCH)認定ヒプノセラピスト。生きるための仕事のはずなのに、生き甲斐が見つけられない。自分には何があるのか、空っぽな自分に何ができるのかを見つけるために、自分と向き合うことをしてきました。これから迎える50代をどうやって充実して過ごすか、そのための40代の過ごし方を日々模索するようになり、一つの方法として自分の内面を見つめるためのヒプノセラピーをやっています。自分を形成するモノ、軸や根っこの見つけ方などを綴って行きます。